肉・魚・野菜 生産者インタビュー 広島自慢の食材とそれを支える生産者たち。その熱い思いや日々の活動をご紹介。 肉・魚・野菜 生産者インタビュー 広島自慢の食材とそれを支える生産者たち。その熱い思いや日々の活動をご紹介。

INTERVIEW01

01

畜産業一筋20年以上 質の良い広島牛を肥育

安定品質・安定供給には毎日の積み重ねが大事

白木長岡牧場は、市場で仕入れた子牛を大きく育てたあと、出荷する肥育農家。牧場長の長岡直幸さんは、1997年から安佐北区白木町の同牧場で肥育経営を始めた。以来、畜産業一筋、「美味しいお肉を安定して長期的に生産していくためには毎日の積み重ねが大事」と話す。常時100頭の牛を飼育し、年間約60頭を出荷。日々のルーティンをこなし、一頭一頭を注意深く観察。長岡さんの育てた牛は、広島県畜産共進会の枝肉部門で最優秀賞を受賞したことも。「今後も質の良い大きな牛を育てていきたい」と語った。

02 03
  • ① 牧場長の長岡直幸さん
  • ② 牛にストレスを与えないよう細心の注意を払う
  • ③ 毎日ほぼ同じ時間にエサをやり、牛舎の掃除をする

DATA

白木長岡牧場
TEL.082-503-5035
住所:安佐北区白木町大字志路1101

INTERVIEW02

01

広島独特の魚食文化を中央卸売市場から発信

水産物の魅力を次世代へ 「お魚のかたりべ」東さん

活気あふれる広島中央卸売市場。この時期、広島では昔から親しまれてきた「小イワシ」が旬を迎える。毎年6月から8月が漁期で、夜明けにとれたものがそのまま市場のせりにかけられる。“7回洗えばタイの味”ともいわれ、醤油とショウガで食べる刺身を筆頭に小イワシは広島県民に愛されている青魚だ。「小イワシは本当に広島では好まれる。九州ならキビナゴ、岡山はママカリ、関西方面だとイカナゴ、関東方面はコバイワシと小さな青魚は、地域によってそれぞれに独特の文化があるのです」と中央卸売市場で小イワシのせりを担当する東邦彦さん。元来の魚好きで、若いころから各地の料理人や漁師の下に通い、魚の見立てを学んできた。今では地元の小学校へ食育の一環で「お魚のかたりべ」として出向くことも。水産物に関する昔ながらの知恵、漁業文化を伝えている。

02 03
  • ① 学生時代は水産学部で学び、その後は中央卸売市場でせり人となった東さん
  • ② 正式名称はカタクチイワシ
  • ③ 広島の初夏の風物詩小イワシ漁

DATA

広島市中央卸売市場
TEL.082-279-2410
住所:広島市西区草津港1丁目8-1

INTERVIEW03

01

世代・人種を超えて農でつながる喜びを

変わらぬ「土」への思い 地域と人、農業のカタチ

安佐北区白木町で大規模農園を営む中川和義さん。1974年に果菜類の露地栽培からスタートし、やがて青ねぎ栽培へと移行。現在は青ねぎに加えてしゅんぎく、こまつななどを市場へ出荷している。中川さんは、20歳のころ、農業を志しブラジルへ渡った。文化も言葉も異なる国で、ジャガイモや小麦の栽培を教わり、農業を「生業」とするための経営感覚を身に付けてきた。そんな経験を生かし、作業の機械化を図るとともに国内外から積極的に研修生を受け入れ、長期的に安定した農と人と地域のつながりを目指している。

02 03
  • ① 出荷準備をする中川和義さん。「青ねぎは毎日食べます」
  • ② 中国やベトナムから実習生を受け入れている
  • ③ 青ねぎは広島近郊6大葉物野菜の一つ

DATA

中川農園
TEL.082-828-7017
住所:安佐北区白木町大字井原662